こんにちは。
長崎もここ数日雪が降ったりして寒い日が続いています。
まだまだ、2月も中旬ですからこれから先も寒い日が続くと思いますので、体調にはご注意ください。
今日は踵の痛みの話しですが、踵の痛みは足のトラブルの中でも比較的多く見られるトラブルのひとつです。
その原因や症状もさまざまなので、ここでは病気や症状に触れるのは控えておきます。
様々な検査でかなり正確に痛みの原因を診断できるようになっていますので、整形外科でまずはしっかりとした診断を受けるようにされることをお勧めします。
さて、今日、紹介したいのはフットプリントから見る踵の形ですが、踵は人が歩くときに、まず最初に地面に接する場所ですよね。そのため、かなりの衝撃に耐えうるように踵骨(踵の骨)の下には厚めの脂肪組織でできたクッションが存在します。
このクッションによって、長時間立ったり、歩いたり、走ったりということが可能となります。
そのため、このクッションの形が整っていることは、踵を守ることにおいて重要と考えています。
その形をとらえるための手段として私の場合は「フットプリント」を使っています。
また、その取り方にも少し工夫を加えています。
①両足で採取 ②片足で採取
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その取り方としては、まずは「両足で立った状態」で採取します。⇒次に「片足で立った状態」で採取します。この2パターンを取ることで体重がかかった時の足全体の広がりと踵の潰れ方を見ることができます。
実際には、このようになります。まずは「マラソン選手のフットプリント」の場合
踵の荷重はほぼ円形で取れもきれいな形をしています。そして、その足全体の輪郭の広がりも少ないことがわかります。
つぎに、「踵の痛みで悩んでおられるのフットプリント」の場合は
まず、踵の荷重はやや外側前方に広がり、きれいな円形ではありません。また、両脚立位の場合と片脚立位では踵周囲がかなり広がっていて潰れていることがわかります。
このよう場合には、やはり「靴選び」や「靴の履き方」は特に重要となります。
踵が痛いからクッション性の高い靴を選ぶ方もおられますが、それは逆に不安定性を生む場合もありますのでお勧めできません。私的な考えですが、まずは踵をついた瞬間の安定性を重視することが重要と思いますので、ヒールカウンターのしっかりとした靴を選ぶことが必要と思います。
その他にはインソール療法も有効です。最初にも触れましたが、痛みが出るには原因があると思いますので、できるだけ対処療法ではなく、踵の痛みが出現した原因を精査して、その原因にアプローチすることが、治療としては重要と考えます。
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